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 ぶらっと上溝

こんな人にぴったり!

 ・年代の壁を超えて幅広く交流したい方

・ちょっとお茶を飲みたい方

・ちょっと休憩したい方

・ぶらっと通りかかった方

・誰かとおしゃべりしたい方

活動内容

設立趣旨

目的

・おやこサロン

・無料法律相談所

・ぶらっと子どもキッチン

・みんなの食堂

・骨盤体操教室

・絵手紙教室

→詳細は下記訪問レポートを見てください!

・部屋、設備の貸し出し

→上溝地区の福祉の推進を目的とした活動のための施設の貸し出し

・児童クラブ作品展

→クラフト作品等

・地域交流の拠点

→子どもから高齢者まで、年代の壁を超えて幅広く交流できる場を提供します。

・交流の活発化

→滞りがちな地域住民同士、世代間同士の交流を活発にすること。誰もが「ぶらっと」立ち寄って、気軽に知り合い、親交を深めることがねらいです。

・上溝地区社会福祉協議会

・地元住民

→様々な団体から、延べ80人ぐらいの方がかかわっています

・2016年5月

・福祉コミュニティ形成事業会議での地域コミュニティづくりの話し合い

→福祉コミュニティ形成事業会議では3年間で地域の課題を解決する話し合いがなされました。地域の人々の交流をより盛んにするための一つの手段として、交流の場を設けるこことが提案されました。

・ベンチ作りの拠点

→福祉コミュニティ形成事業会議の中で、閉じこもりがちな高齢者が買い物等に外出しても、ちょっと休憩する場所もない。そこで、「ベンチがあったらもっと外出の機会も増えて交流の場が増えるんじゃないか」と言う事から、ベンチ作りの話がはじまりました。

     2017年1月28日(火) 、「ぶらっと上溝」を訪問しました。施設の前に置かれたベンチには、2人の男性の方が腰を掛けていました。ポカポカと日に当たりながら話をしている様子でしたが、私に気づき、「どうぞ入んなさい」と声をかけてくれました。

​運営メンバー

開所日時

 火曜日・土曜日の午前9時30分~午後4時

課題

これから

​もっと知りたい!

・3年計画で割り当てられた資金が今年はなくなること。

→今までとは異なる場所から資金を調達することが必要となります。

・管理・運営面

→家主がいないために、建物の管理には苦労したそうです。しかし、現在は施設を利用する団体と協力し当番制にすることで、現在は安定した管理体制がとれているそうです。

・若手不足

→施設の担い手は高齢者の方が多いとのこと。もっと若い方にも関わってもらい世代を超えて、一緒に運営できる場を目指しています。

・「目標は毎日」

→現在は週に2回開所していますが、週に3回開所することを目指しています。1回せっかく来たのに閉まっていると、次からは来なくなってしまう人が多いとのこと。だから、「目標は毎日開所することだ」と語ってくれました。

 

・上溝マイスターの発掘

→個人の特技を引き出すイベントを催すことができたら良いと構想を練っている最中です。

訪問レポート

中に入ると、ちょうど絵手紙教室が行われていました。女性7人と男性2人、計9名の方が参加していました。先生にお話を伺うと、今日で6回目とのこと。今日の参加者のうち4人は前回も参加した方でした。皆さんでマフラーや手袋等を描いていました。ふわふわした暖かい感じを表現するのが難しそうだと思いましたが、みなさん筆を使って味わいのある絵を描かれていました。書いている最中は真剣そのもの。しかし、書き終え、絵手紙を覗きあっていました。絵手紙の合言葉は「ヘタでいい、ヘタがいい」。失敗はなしで、気持ちが伝わることが大切とのこと。「滲んじゃったわ」「いや、それがいんじゃない」「○○さん上手ねー」などと会話が弾んでいました。参加者の中には、水彩画の先生をしていらっしゃる方も、そして絵手紙は初体験の方等、様々な方が参加していました。参加者の一人にお話しを伺うと、友達の紹介で来たとのことでした。絵手紙教室以外にも「かふぇみぞ」にも参加しているとお話をしてくれました。本格的なコーヒーを入れて、それを飲みながらおしゃべりをしているそうです。「おいしいコーヒー飲めるから、来てみたら」とお誘いの言葉も頂きました。

絵手紙教室の後は上溝地区社会福祉協議会の会長の方とお話しの機会を頂きました。上溝社会福祉協議会の会長を務める以外にも様々な団体に所属しており、とても活動的な方でした。

 

上溝地区社会福祉協議会は「ふれ愛・ささえ愛のまち上溝~おせっかいの仕組みづくり~」をテーマに、支え合うまちをめざして話しあいを重ねてきていたそうです。「むかしの縁側みたいに、地域の人が自然と知り合って仲良くなれる所があればいいな」「お年寄りから子どもまで、気軽にお茶を飲める場所がほしいね」との声があがり、ヒノキ製のベンチを作って商店街に設置するなどの活動を以前から行っていたそうです。

 

こちらの「ぶらっと上溝」は、かつて接骨院として利用されていた建物を借りることが出来るようになったことがきっかけに、実現したとのことです。立地に関しては、地域の中心ではないため、賛否両論あったそうですが、話し合いを重ね、地域の方々の理解を得て、現在の場所に落ち着きました。

上溝地区では今までも地域の催しが行われていましたが、高齢者向けの催しが多かったとのこと。さらに、子ども・赤ちゃん向けの催しも増やし、もっと地域の交流を盛んにすることを目指しているそうです。また、特に定年退職をした男性は孤立してしまう方が多いそうです。そんな人たちにもつながりのきっかけを生み出したいとの思いも語ってくれました。地域でのつながりを生み出すことで、孤独死などの社会問題の解決に結びつけたいとのこと。

 

まだ設立してから1年も経っていないことを考えると、「ぶらっと上溝」の認知度は割と高いとのこと。しかし、まだまだ知らない人にどのように知ってもらうかが課題だそうです。自治体に加入している人には伝える手段がありますが、自治体加入率は60%以下。そのほかの人にはいかに知ってもらうか考えている最中だそうです。お年よりには紙媒体で、若者にはインターネットをとおして、様々な媒体で情報発信を試みていきたいとのことです。また、利用者間の口コミで広めていければよいとおっしゃっていました。

住 所:中央区上溝6-2-16(県立上溝高校前)

「ぶらっと上溝」の看板は、絵手紙教室にも参加していた水彩画の先生が書いてくれたものだそうです。また、施設内の、玄関の階段や、手すり、靴箱も地域の方々で協力して作ったとのことです。施設を運営するだけでなく、作り出すところから、地域の人々の協力で成り立っていることに関心しました。

 

今回は、私の質問に1時間以上も答え、語って頂きました。地域の施設を運営する上の困難やそれをいかになり超えていくか等勉強になるお話しを聞くことが出来ました。地域の交流を盛んにしたいとの熱い思いが伝わってきました。自分の職場や学校、家庭の他にも、地域の中でも居場所を見つけ、世代を超えた交流が盛んになれば、その人の経験も豊かになり、また地域の雰囲気もよくなるのではないでしょうか。

・ベンチ作り

→「外に出てお話の場をつくろう 」とベンチを作り地域の各所にお話しスポットを作っています。

 ・かふぇみぞ

→おいしい本格コーヒーの入れ方を教えてもらえ、お話ししながらコーヒータイムを楽しめます。

交流の家

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