Kreis くらいす
まちやま
こんな人にぴったり!
一般社団法人
・里山の暮らしにあこがれている人
・自然と寄り添った暮らしをしたい人
・里山の自然で癒されたい人
・安全安心、生命力溢れた自然食に興味がある人
・農に興味がある人
・とにかくアウトドアが好きな人
またスタッフとして
・子どもが好きな人
・環境教育のノウハウを知りたい人
活動内容
設立趣旨
目的
活動日時
課題
これから
訪問レポート
・都内近郊の里山における環境教育の実践を通して、
健全で、自然・人・社会と調和がとれる人を育む
・まちやまひろば:月1回(日曜日)10:00~14:30
・おやまだ冒険遊び場:毎月10:00~16:00
・山の達人キャンプ:夏休み期間中に実施
・その他団体向けの自然体験学習プログラム随時ご相談を受け付けています。
※日程は変更になる可能性がございますので、その都度ホームページ(http://machiyama.org/page_id=34)にてご確認下さい。
・運営スタッフ
→規模が大きいイベントの際にその都度スタッフを募集しているが、
その確保には苦労している。
・募集広報、集客
・どのように付加価値をつけ、単価を上げていくか
→質の向上を目指すとともに、きちんと収益を上げることは、
活動を継続するために不可欠
・まちだの放課後里山塾「まちやまキッズ」
→月1回、火曜日の放課後に子供たちが自然体験プログラムの専門家と里山で活動できる機会を提供します。オプションとしてお寺でみんなで夕食を作りご飯を食べることもできます。自然体験の機会提供と放課後保育の両方の観点を持ち合わせた新たな取り組みです。2016年9月から始まります!
〒194-0202
東京都町田市下小山田町1532
TEL:070-6561-3741 (受付:平日 9~17 時)
代表理事:塚原宏城
・森林インストラクター
・自然体験活動コーディネーター
・バーベキュー上級インストラクター
・ネイチャーゲームリーダー
2015年4月20日設立
・人づくりから環境問題の解決に貢献したい
・里山を拠点に、より地域に根ざした活動を行うため
2016年8月18・19日(木・金)「山の達人キャンプ」にスタッフとして、参加しました。このキャンプは年長から小学6年生までを対象とし「自然や人とのかかわりの中で主体性・創造性・たくましさ・自然や仲間と調和する心を育む」というねらいで行われています。(詳細はhttp://machi-yama.org/?page_id=359)
今回のキャンプには年長から小学3年生までの女の子5人と男の子4人が参加しました。お友達と一緒に参加している子もいれば、1人で参加している子もいました。初めはちょっと緊張しているように見えましたが、自然の中で一緒に活動をしていくうちに、みんなしぜんと仲良くなっていました。
1日目は箸づくり、テント組立、カレー作り、キャンプファイヤーなどをしました。カレーは薪を割るところから始め、焚火で作りました。みんな「やりたい、やりたい!」と積極的で、仕事を仲良く分担して進めました。そして、みんなで一緒に「いただきまーす」。美味しくいただきました。
キャンプファイヤーはみんなで火を囲み、ゲームや踊りをしました。最初は「煙がやだから、いかない」と言っていた子もいましたが、みんなと一緒にゲームや踊りに参加し楽しんでいる様子でした。最後には子供たち自らが火の回りを走りだし、とても楽しそうにはしゃいでいました。
キャンプファイヤー後はお風呂に入り、テントでお休み。男の子は比較的ぐっすり眠っている子が多いようでしたが、女の子はまだ元気いっぱいの子が多く、夜遅くまで“女子会”を楽しんでいたようです。一体何を話していたのでしょうか?
2日目。朝ごはんづくりからのスタート。朝ごはんはうどん。カレー作りと同じく、薪を割り、火を焚きます。みんな薪割りが上達していて、上手に割ることができました!みんなでうどんをほおばりました。何度もおかわりしている子もいました。これからの活動に備えてエネルギーチャージ!
その後はテントを片付けてから、凧作りをしました。自分の好きな絵を書いて、MY凧を作りました。完成した凧を持ち、夢中になって走っていました。みんな友達とぶつからないように気をつけて!凧は持ち帰り、よいお土産となりました。
そして次は源流ハイクに行きました。「源流って何?」という子もいましたが、実際に源流を見て、源流とは何か分かってくれたみたいです。中には「歩くの疲れたー」と言っている子もいましたが、歩いている途中でヘビを見つけたり様々な発見をしてだんだんと疲れを忘れているようで、最後にはみんなに追いつこうと走り出していました。源流を見て満足し、帰り道は“ルンルン♪”でした。
源流ハイク後はみんなでお昼ご飯。食べ終わった後の皿洗いもすっかり身についた様子でした。
その後はそれぞれがやりたいことを思い思いに楽しみました。虫を捕まえている子もいれば、川遊びをしている子、ひたすら凧を飛ばすために走っている子。時間を忘れて遊んでいました。
もうそろそろキャンプ場を離れなければいけない時間に。最後にキャンプの思い出をしおりに書きました。もうそろそろ終わりにしようと言っても、「えーまだー」の声。2日間だけど、いっぱいいろんなことしたもんね。
そして、最後のイベント、スイカ割り!みんな、力強く棒をふりかざしていました。棒とスイカと地面が痛そうでした(笑)時間がなかったので、割ったスイカは駅に移動してから食べました。迎えに来ていた保護者の方とも一緒に食べることができました。甘くて、おいしい!
お別れのときが来てしまいました。まだ帰りたくないと、涙を流す子もいました。手作り箸と手作り凧とキャンプの思い出が素敵なお土産です。みんな、また一つたくましくなって帰っていきました。
今回のキャンプには年長から小学3年生までの9人が参加しました。みんな、とてもしっかりしているという印象を受けました。「普段は何して遊んでるの?」と聞くと「うーん、家でテレビ見てるー」との答えが多く返ってきました。キャンプでは、自然の中で思いっきり走り回り、仲間と一緒に様々なことを成し遂げました。また、子供たちは自ら積極的に動いてくれたので、私たちの指示も最小限に済みました。おもちゃもゲームも何もない中、自然の中で夢中で遊んでいました。たった1泊2日でしたが、親元を離れ子供たちだけでの生活は彼らをよりたくましくしたように感じます。
「まちやま」は基本塚原さん1人で運営されています。1人とは思えないほど、しっかり運営されていて、塚原さんの力量の大きさに驚かされました。塚原さんは公務員の経験もあり、環境教育関係のNPOにも勤めておりました。役所側からとNPO側からの両方の視点をもっていらっしゃいます。また、幅広く環境問題に詳しく、子供に対する接し方もとても上手です。コントロールの効かない天気や自然、そして子供たちに臨機応変に対応する姿やキャンプ後のお話しから、私もたくさん学ばせて頂きました。塚原さんは持続可能性に関して「人間も生き物であるのだから、種の保存のために持続可能性を考えることは生物の本能ではないか」と仰っていました。「まちやま」ではインターン生の受け入れもしております。環境教育に関して興味のある方、環境保全に関する事業を考えている方は「まちやま」との関わりからきっと得るものがあるでしょう。
(訪問日:2016年8月18・19日木・金曜日)
もっと知りたい!
自然体験学習プログラムの提供:都市近郊に残された貴重な里山をフィールドに自然のしくみや恵みを活かした各種体験プログラム
・アウトドアクッキング
→ドラム缶でピザ焼き体験、うどん打ち体験、羽釜でごはん炊き など
・農プログラム(季節限定)
→収穫体験(大豆、小麦 他)、保存食づくり、しめ飾りづくり など
・森プログラム
→間伐・木こり体験、竹食器づくり、丸太切り など
・自然体験プログラム
→ネイチャーゲーム体験、焚き火&火起こし体験、自然観察会 など
主催イベント
・まちやまひろば
→自然のしくみや恵みを上手に活かした「里山暮らし」を親子で体験できる定期開催型イベントです。大人のみの参加も歓迎です。テーマは「食・農」。今までにはヨモギ団子やタケノコご飯、山菜サラダ、ざる豆腐、ピザ……等々。色んな物を作ってきました。基本10:00~14:30月1回(日曜日)に開催です。(詳細http://machi-yama.org/?page_id=361)
・おやまだ冒険遊び場
→気軽に自然体験に親しんでもらいたいとの想いから「おやまだ冒険遊び場」を第四土曜日に開催しています。自然のなかで自由に思いっきり遊べる場です。子供たちの居場所として、親子のコミュニケーションの場としてご活用ください。(詳細はhttp://machi-yama.org/?page_id=885)
・山の達人キャンプ
→小学生の宿泊型里山自然体験プログラム。自然や人とのかかわりの中で「創造力」
「主体性」「たくましさ」「自然と仲間と調和する心」を育みます。夏休み期間に開催です。
(下記、訪問レポートもご参照ください。)