Kreis くらいす
メディアウェルクスタット
市民運動などの記録やドキュメンタリー映画の収蔵などを行うメディアセンター
活動内容
設立趣旨
目的
○公益事業
・フライブルク若者映画フォーラム
→若者(主に学生)の映画コンテストです。このコンテストには13歳から25歳の若者が最長7分間の自作映画を映画館で上映することができます。その後には、その映画に対する感想を聞く、アドバイスをもらう、質問をしあうなど相互にやり取りをできる時間が取られています。これにより、応募者はさらに改善を加え、また翌年、応募することができます。受賞者には1000ユーロの賞金が贈られます。(Facebookページ有↓)
・市民に情報社会における問題を考える機会を提供する
→メディアに関する知識提供や話し合うを催すことで、メディアによる情報をそのまま受け入れるのではなく、批判的にメディアを見る力を鍛える機会を提供します。
・市民の政治的、社会的意識の向上
→ビデオ映画を通して、市民の政治的、社会的意識を高めます。
・運営者:Wolfgang Stickel(ウォルフガング スティッケル)
→大学では物理を学び、のちにメディア教育学を専攻し、博士号をとった方です。
・ボランティア (フライブルク若者映画フォーラムの際)
・1978年 設立
・社会運動の高まり
→ 設立時は住居の価格が高騰し、学生が空き部屋などに不法滞在するなど社会状況が大きく揺らいでいる時期でした。当時のメディアは政治的に操作されたものが多く、市民が自ら情報発信をしていこうとしたことが始まりです。
とてもやさしいあたたかいおじいさんでした。たくさんの知識を持っていて、いろいろなお話を聞くことができました。現在のMedienwerkstattの一番大きな仕事は「フライブルク若者映画フォーラム」です。これはフライブルクの交通局と協力して催しています。なぜ、交通局が映画フォーラムを支援するのかと尋ねると、そこには「Net」という共通点があると教えてくれました。公共交通機関は場所と場所をつなぐ、この映画フォーラムは映画上映後に自由にその映画について語り合う場を設けることで人と人をつないでいます。ただ映画を作って、賞を競い合って終わりではなく、このように人と人が自分の考えることを伝え合うことは、よりよい社会、持続可能な社会に大切な要素であると語ってくれました。
メンバー
活動日時
・月~金 10:00~13:00、14:00~17:00
課題
これから
もっと知りたい!
・資金面での運営
→Medienwerkstattの他に、大学でメディア心理学の授業をしています。
・できる限り長くこの仕事を続けたい。
→現在60歳のウォルフガングさん。大好きなこの仕事を最低あと10年は続けたいと語ってくれました。
・住所 Medienwerkstatt Freiburg e. V.
z. Hd. Wolfgang Stickel
Konradstr. 20
79100 Freiburg
訪問レポート
事務所にはたくさんのフィルムがずらりと棚に並べられていました。
ここで、委託されたテープの編集を行っているそうです。
話していてなんだかホットするあたたかなおじいさんでした。
笑顔がチャーミングなウォルフガングさんでした。
(訪問日:2016年10月31日月曜日)
Medienwerkstatt Freiburg e.V.
・日本語の場合:当ページ管理者が仲介してメディアウェルクスタット(Medienwerkstatt)
に問い合わせます。
・メディアウェルクスタット(Medienwerkstatt)と直接問い合わせの場合(ドイツ語
または英語が可能):
・ドキュメンタリー映画と映像集の貸出と販売
→映像集のテーマはエコロジーや歴史やメディア史、社会運動など様々です。
・他の映画監督やメディア施設との協力・提携
→フライブルク市街地にあるコムナール映画館(Kommunalen Kino Freiburg)では、「フライブルクの窓」という定期イベントの運営を担当し、毎月映画監督を紹介しています。
○営利事業
・器具貸出(カメラなど)と編集する場所の貸出
・撮影依頼と編集依頼の処理
・DVDの作成、映画とビデオのDVDへの再録音
・デジタルビデオをめぐるさらなる業務
メディアウェルクスタット
ウォルフガング スティッケル
コロナード通り20
79100 フライブルク