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クラブヴォーバン

 (Club Vauban)

こんな人にぴったり!

・持続可能なまちづくりに関心のある方

・少子高齢化が進行する中、将来のあり方を考えている自治体の方、そしてそうしたテーマを紹介されているメディア関係者

・都市計画、省エネ建築、公共交通や自転車交通、再生可能エネルギーといった分野に興味を持ち、具体的に取り組みを事業として始めていたり、取り組みを始める予定が具体的にある方

・持続可能なまちづくりを学びたい学生の方

活動内容

設立趣旨

目的

・PJ80セミナー

→「2050年までのできるだけ早い時期に温室効果ガスを80%以上削減(1990年比)」することを目指し、私たち自身が具体的に何ができるかというテーマを軸とした勉強会です。都市計画や空き家対策、市街地中心部の活性化などのマクロ対策、再生可能エネルギー推進、建物性能表示推進、省エネ建築推進、自転車交通・健康推進の5分野にわたり、定期的にセミナーを行っています。

・持続可能な低炭素型のまちづくりと社会の実現

→自然・環境保護だけでなく、そこに住む人びとが経済的・物質的・精神的にも、豊かになるような持続可能なまちづくりを推進すること

・運営スタッフ約30人

・法人会員約40社

(環境政策・再生可能エネルギー・建築・不動産・都市計画などの分野の専門家、自治体会員)

・個人・学生会員約100人

・日本社会の「まち・ひと」を取り巻く現状への危惧

→高度成長期を終えた段階で、来るべき超高齢化社会や人口減少社会に備えておくべきでした。しかし、少子化、高齢化の歯止めはかけられず、空き家問題、地方都市の中心街の衰退などもますます加速し、エネルギーにおける問題の対処なども根本的には現在も行われていません。「まち・ひと」を取り巻く状況は年々悪化しています。この厳しい状況を打破し、日本のまちづくりの未来を変革し、新しい展望を開いていくため、クラブヴォーバンは2008年に活動を始めました。

 2016年度第一回PJ80セミナーに参加しました。今回は「ドイツの都市計画法と線引きについて」Club Vauban代表の方によるセミナーでした。日本とドイツの都市計画の違いやまちのつくりの違いの違いについて学ぶことができました。

 

 専門的な内容を分かりやすく教えて下さるので、専門知識がなくても「持続可能なまちづくり」に関心のある人ならとても有意義なセミナーであると思います。レクチャー加えて、質疑応答やディスカッションも行いました。

 

 Club Vaubanの職員の方、企業の代表や社員の方、NPO職員、学生など、様々な立場の方々と交流ができます。ここに集まった方々は、日本の持続可能なまちづくりに熱い思いを持ち、そしてそれを実現させうる実力も持っていらっしゃいます。実際にもうすでにいくつかの自治体と協力をし、動き始めています。目標を持ち、着実に進んでいる方々と交流することは学生にとって、とても良い刺激になると思います。社会人の方にとっても、強力な仲間を見つけられる良い場となると思います。

 

 すでに経験を積み、専門知識も兼ねそろえた方々でしたが、みなさんとても話しやすい方々でした。「持続可能なまちづくり」に本気の方、これからの日本のまちに不安の方、「持続可能なまちづくり」について学びたい方、ぜひ連絡を取ってみてはいかがでそうか?的確なアドバイスや心強いサポートが得られると思います。

(訪問日:2016年5月20日金曜日)

​メンバー

活動日時

・月曜日~金曜日

・月曜日~金曜日一般公開セミナー(PJ80セミナー)月一回の開催(5月~10月など)

課題

これから

​もっと知りたい!

クラブヴォーバンは環境NPOではないので、以下に記述するような事柄を不特定多数者に直接的に啓発・啓蒙する団体ではなく、基本的には、私たちのネットワークに加盟された方々が、具体的に事業として実施できるための情報提供やサポート、およびネットワークに加盟された方同士のコラボレーションのお手伝いが主要な活動です。今の私たちに不足しているのは(課題と言えるのは)、マスメディアときちんとつながった形でプレスリリースのお届けや、マスメディアとの共同企画などを通じて、上記の取り組みを強化することです。もちろん、それが間接的に啓発・啓蒙へとつながることを否定するわけではありません。

 

ただし、将来の世代のために何か、ということで、学生・高校生向けには以下のようなテーマについての情報提供をしてゆこうと考えています。

 

・省エネ住宅をもっと知ってほしい

 →日本では省エネというと、家電を連想する方が多いのではないでしょうか?建築でも省エネができます。省エネ住宅ならば、環境にも優しく、光熱費も削減できます。もっと省エネ住宅にも目を向けてもらうということが課題の一つです。

 

・節電に対するネガティブなイメージ

 →近年改善しつつありますが、まだ節電すると我慢するというイメージも残っています。しかし、現在は省エネ技術が進み、少ない電力・エネルギーでも快適に過ごすことができます。その事実をより多くの人に知ってもらうことが課題の一つです。

 

・省エネを意識してほしい

 →現在、再生可能エネルギーの関心が高まっています。しかし、同時に省エネを進め、総電力の削減にも努めなければなりません。省エネに対する意識を高めることが課題の一つです。

・クラブヴォーバンのネットワーク参加者が実施する事業が益々発展するためのサポート

 

・クラブヴォーバンの自治体会員の地域において、人口減少に歯止めをかけ、地域内経済の好循環を生み出すような取り組みのサポート、および持続可能な魅力あるまちづくりの具体的な実施

 

・若者が集う場の開設

→学生をはじめとした若い方々の中に、すでに関心が高い方が大勢います。彼らに対して専門的な情報を提供したり、学校や会社など自身の所属する団体を超えて、交流できる場、ネットワークをつくりたい

〒105-0004 東京都港区新橋2-5-6大村ビル8階

訪問レポート

・国内クラブヴォーバン合宿セミナー

→1泊2日の国内合宿セミナーです。少人数制の集中プログラムです。

一般社団法人

・ドイツ合同視察、セミナー

→日本エネルギー機関(JENA)が実施するドイツ現地での合同視察セミナーです。フライブルク市の建築・エネルギー・まちづくりを中心としたテーマで視察を行います。

・持続可能な発展を目指す自治体会議

→持続可能なまちづくりに向けた具体策を、自治体と専門家が議論して、参加自治体が実施することをフォローする場です。環境・エネルギー・地域経済などの分野で先進的な取り組みを行う全国の自治体とクラブヴォーバンのエネルギー・建築・都市計画などの専門家が協力して設立しました。エネルギー・交通・都市計画・通信など様々な分野で地域内の経済循環の仕組み作りを行い、住民の豊かな暮らしを支えるまちづくりの実現を目指しています。自治体同士の横のつながりも創出し、互いに情報交換できる場となっています。

・クラブヴォーバンメーリングリスト情報発信

→PJ80などのセミナー・講演会・CV国内合宿セミナー・JENAドイツ合同視察会への先行案内、PJ80セミナーレポート配信などを行います。

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